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「Catch up UEFA Super Cup」~2026.8.12 UEFAスーパーカップ パリ・サンジェルマン×アストンビラ ハイライト

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2年連続のスーパーカップ制覇

 ドイツで行われるスーパーカップはパリとアストンビラのカード。エメリにとっては古巣対決となる一戦だ。

 パリ式のキックオフで開幕した試合は、そのパリのポゼッションからコントロール。左右のSBがアシンメトリーな構造。右のSBのハキミが高い位置を取り、左の大外のクワラツヘリアとシンメトリー。ただし、レーンを固定するのではなく、ポジションは流動的。左サイドにはメンデスとクワラツヘリアの間にネベスがフローするなど、4-4-2のアストンビラのミドルブロックを揺さぶっていく。

 アストンビラは全体的に列を上げながら捕まえにいく姿勢を見せていたが、マンツーに移行するほど極端ではない。受け渡しが発生する守備はなかなかパリを捕まえきれず、左右に散らしつつ、インサイドにパスを差し込むような形で自在に敵陣に押し込んでいく。

 対するアストンビラの保持。パリはマンツーで前から追い回していく形。後方の数的同数は上等であり、それ以上に前から圧力をかけることを重視していた。アストンビラはサイドにボールを逃がすように前線の起点を流す格好だった。

 序盤は起点を作ることができないアストンビラに対して、パリが押し込む局面を徐々に引き寄せる展開。敵陣に押し込み切ったところで一番差をつけられるマッチアップであるクワラツヘリアのところから先制ゴールを決める。

 前に出ていくプレスをこれまで以上に仕掛けていきたいアストンビラだったが、パリはこのハイプレスをひっくり返していく格好。ヌーノのワンツーでの抜け出しなどお馴染みの形からアストンビラ相手に主導権を握っていく。

 プレスの局面では大きな変化が見られなかったアストンビラだったが、徐々に違いが出てきたのはロングボールの方。パチョとマッチアップするマジョのところからアストンビラは陣地回復に成功。CL優勝チームのCBにも一歩も臆することのない17歳は相手を吹っ飛ばしながら前進する場面もしばしば。

 全体を押し上げることに成功した場面ではクロスのターゲットになることも。ボックス内の空中戦でもパチョにアドバンテージを取るマジョによって、少しずつサフォノフは仕事が増えてくる。

 パリのパスワークがミドルゾーンで乱れるようになったことも手伝って、徐々に試合はアストンビラムードに。前半の終盤にはついにマジョが同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻してハーフタイムに突入する。

 後半は前半の立ち上がりのような展開。ゆったりとボールを持つパリがアストンビラのプレスに解決策を提示することを突きつけるような流れとなった。HT唯一の選手交代となったデンベレがライン間のレシーバーを担当したことで、少しずつ解放されたのは右サイドに移行したドゥエ。抜け出しからマートセンとパウ・トーレスのギャップを突くことでペースを掴んでくる。この流れのまま、右サイドを破ったドゥエのゴールでパリがリードを奪う。

 一方のアストンビラも前進のスキームは安定。マジョのワンツーでいきなりハイラインを破って以降は、ラインの下がったパリに対してポゼッションの時間を作るように。

 しかし、時間の経過とともに主導権はパリに。ポゼッションに対して回答の提示ができていないことをアストンビラに思い出させるような試合運びから時計の針を進めていく。

 エイブラハムの速攻など、終盤にもアストンビラにはチャンスがあったが、仕留め切るには至らなかったアストンビラ。結局そのままパリが逃げ切りに成功し、スーパーカップを2年連続で制することとなった。

ひとこと

 アストンビラもマジョを中心によく食らいついていったが、最終的にはプレスの解決策を見出せなかったことが響いた。

試合結果

2026.8.12
UEFAスーパーカップ
パリ・サンジェルマン 2-1 アストンビラ
レッドブル・アレナ
【得点者】
PSG:20’ クワラツヘリア, 61′ ドゥエ
AVL:45′ マジョ
主審:オマル・アブドゥルカディル・アルタン

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