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「Catch up Serie A」~2026.8.30 セリエA 第2節 ナポリ×コモ ハイライト

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強度でナポリを上回ったコモ

 ボールを持つ側となったのはコモ。ナポリは4-5-1のミドルブロックを形成。プレス隊はコモのバックラインに圧力をかけず中盤をケア。IHのザンボ=アンギサとマクトミネイはボールサイドにいる場合はホルダーをケアしつつ、ロボツカの脇をケアする。

 コモはホイルンドの左右からポゼッションをしつつ、インサイドのニコ・パスに差し込みながら前進。スペースがナローであるのであれば外のディアッタやマドゥリナを使いながらアウトサイドの攻略からゴールに向かっていく。

 ナポリがボールを持つ側に回った場合、コモの非保持はゆったりと。4-4-2のミドルブロックを形成する。4-3-3のフォーメーションを活かすようにサイドで三角形を形成しながらハーフスペースの奥を取る。左サイドのオリベイラとノア・ラングの縦関係で勝負ができそうではあった。

 しかし、少しずつテンポを握ってきたのはコモ。ニコ・パスとディアッタの懐の深さがある分、ナポリはボールを奪い取ることができず。先制点は右サイドからの折り返し。ディアッタのコントロールでオリベイラを外し、内側に旋回してきたバトゥリナが仕留めてリードを奪う。

 以降もペースを握ったのはコモ。ナポリの保持の機会が増加するものの、攻撃を引っ掛けたところからのトランジションからサイドアタッカーを活かす形。ナポリのネガトラの遅さは少し気になるところで、コモはスピーディーに敵陣に入ることができていた。

 苦しいナポリだったが、同点ゴールは刹那の隙を突いた形から。ラフマニからの縦パスをコントロールしたホイルンドが長いレンジのシュートを仕留めて同点に。

 しかし、コモはハイプレスから勝ち越し。狙いすました二度追いからアンギサとラフマニのパスワークをバトゥリナが引っ掛けると、ドウビカスがリードを奪い取る。

 後半の頭は明らかにコモペース。後半に特に変わったのは高い位置からのプレス。コモはボールロスト後の奪回からプレッシャーをかけて、ハイラインでナポリの攻撃を制圧。一方的に保持のタームを掴むことで押し込んでいく。試合を通じてこの時間帯が一番コモのペースだったと言えるだろう。

 コモはファストブレイクならばインサイドにパスを差し込み、難しいようならば対角パスからチャンスメイク。粛々と敵陣でのプレーを続けていく。

 流れを変えたのはナポリの選手交代。3枚投入からポゼッションを引き寄せる。中でも際立っていたのはデ・ブライネ。ポゼッションの舵取り役に加えて、ライン間のギャップへの入り込み、裏への抜け出しなど攻撃のアクセントとなっていた。

 押し込みながらの勝負で流れを取り戻していたナポリに対して、コモは5バックにシフト。引いて受ける姿勢を見せる。

 これで一方的にポゼッションに腰を据えて取り組めるようになったかと思われたナポリ。しかし、コモがボールを持つターンになると奪い返すことができない難点に直面する。特に中盤3枚の運動量が低いことで、コモのポゼッションを阻害することができない。

 結局のところ、この非保持の制圧感のなさで一方的なテンポを刻むことができなかったナポリ。最終盤にはルッカを活かしたチャンスを作っていく。ATにはロボツカが落としを受けてネットを揺らすが、ポリターノのオフサイドでゴールは取り消し。終盤になんとか掴んだチャンスをモノにできず、ホームでコモに敗れることとなった。

ひとこと

 コモの方がトランジションの強度が一枚上手。CLで見るのが楽しみなチームだ。

試合結果

2026.8.30
セリエA
第2節
ナポリ 1-2 コモ
スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
【得点者】
NAP:30′ ホイルンド
COM:17′ バトゥリナ, 34′ ドウビカス
主審:ルカ・パイレット

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