
仕留めきれない悪癖に泣く
序盤から試合はゆったりとしたフォレストのポゼッションからスタート。3バックでイプスウィッチの4-4-2に対して、後方の数的優位を確保する。イプスウィッチは左サイドのユニットが前にスライドする形で対応。右サイドはステイという感じだった。どこまで前から捕まえにいくか?のところを悩みながら対応する格好となった。
この状況を逆手に取るようにフォレストは先制。相手が強気で前に出てくる右サイド側を縦に突破することに成功。あとはウィリアムズがファタウを振り切ってゴール前に走り込めば完全にフリーになるのは必然。4バックで5バック相手に強気のプレスを仕掛ける時の難しさを感じる失点となった。
以降の時間は少しずつイプスウィッチのポゼッションが増えるように。ロングボールを使っていきたいところではあるが、この日は強風が吹いており、イプスウィッチは風下側。徐々にショートパスからのトライを増やしていく。フィロジーン、エンシソが合体する左サイドからなんとか打開策を探っていく格好。エンシソは前が空いたら強引に打ち切る頼もしさを感じるパフォーマンスだった。
フォレストはカウンターで引き続きチャンス。デラップの直線的な動きに加えて、WB to WB的な幅を使った速攻で決定的な機会を作る。
イプスウィッチはなんとか耐えながら点差をキープすると41分に同点。ロングボール処理でアクシデンタルなエラーを引き起こしたフォレストの守備陣の隙を見逃さなかったのはエンシソ。落ち着いて1on1を仕留めて試合は振り出しに戻る。
後半、イプスウィッチはポゼッションからスタート。フォレストはマカティーがカウンターを仕掛けるが、ディオプはギリギリDOGSOを回避するファウルで止めてみせた。
後半はややフォレストペースか。前半の途中から目立ったイプスウィッチの中盤の段差作りがフォレストの圧力に負けてしまった感。
相手にペースを握られるくらいなら!とイプスウィッチは風上に立ったこともありロングボールを仕掛けていき、試合をどちらのものでもないような時間帯に持ち込んでいく。
フォレストは終盤には縦に速い攻撃を軸にチャンスを迎えるが、決定機を決めきれない今季の悪癖が露呈。試合を仕留めきることができない。イプスウィッチも陣地回復に苦戦しつつ、サイドの選手の上下動でなんとか推進力を生み出すが、こちらもゴールには結びつかず。試合は1-1でのドロー決着となった。
ひとこと
フォレスト、なかなか悪癖が治らない。
試合結果
2026.10.23
プレミアリーグ 第8節
イプスウィッチ 1-1 ノッティンガム・フォレスト
ポートマン・ロード
【得点者】
IPS:41′ エンシソ
NFO:13′ ウィリアムズ
主審:トーマス・ブラモール
