
14年の呪いが解ける
レビューはこちら。

シティが敗れて首位浮上のチャンスが巡ってきたアーセナル。テーブルの一番上の座を手にするには14年間勝利のないアンフィールドでのリーグ戦で勝ち点をもぎ取る必要がある。
序盤からハイテンポで進んでいくこの試合。アーセナルはリバプールのプレスに対して左右で異なるアプローチから前進。左サイドでは降りるウーデゴールへの縦パスからツォリスの抜け出しまでの、いわゆるつなぐ傾向のルートで前に。逆サイドではティンバー、マドゥエケなどをターゲットにしたロングボールから一撃で進んでいく形を作っていく。
リバプールはアーセナルの強引なパスを引っかけたところからカウンターで勝負。しかしながら、空いているスペースを攻略しきれるほどのパス精度を発揮することができず。せっかくのカウンターチャンスを無駄にしてしまう。
さらに、このパスワークの乱れがリバプールにとっては致命傷に。自陣でのパスワークの乱れからアーセナルにトランジションを許すと、右サイドからのライスの追い越しを利用した折り返しをハヴァーツが仕留めて先制。リードを奪う。
先行されたことで攻めに出ていくリバプール。左サイドにヴィルツを流して枚数をかけて攻撃を仕掛けていく。徐々にケルケズがマドゥエケの背後を取れるようになってからリバプールはアーセナルの中盤をサイドに寄せることに成功。結果的に空いた中央をマック=アリスターが強襲する。
しかし、このチャンスをマック=アリスターは仕留めきれず。アーセナルはハヴァーツがプレスバックすることで中央に空いた穴をふさぎ、対応を完了する。
後半も展開は同じ。リバプールはボールを持ちながらアーセナルを壊しにいく。しかしながら、前半ほどクリティカルにゴールに迫れるシーンはなし。前半とは異なり、左サイドにロングボールを入れるアーセナルは徐々に陣地回復もこなしていく。
セカンドボール回収の運動量や自陣でのファウル奪取で少しずつアドバンテージを取っていくアーセナル。時間が進むにつれて、敵陣の深い位置まで進撃できるように。
逆にリバプールは勝負手として右サイドにングモハを投入。アーセナルはカラフィオーリとインカピエを並べてサイドを防衛。リバプールの攻め筋を封じて自陣を固めていく。
堅実に相手の打ち手を封じつつ、少ない機会から追加点を狙っていく姿勢を最後まで崩さなかったアーセナル。14年ぶりのアンフィールドでの勝利をつかみ、苦手な11月に首位浮上を果たした。
ひとこと
ずっと支配していたわけではないけども、ジリジリと自分たちのペースに引き込んでいくタイプの強さを見せたアーセナルだった。
試合結果
2026.11.1
プレミアリーグ 第9節
リバプール 0-1 アーセナル
アンフィールド
【得点者】
ARS:16‘ ハヴァーツ
主審:アンディ・マドレー