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「Catch up Levain Cup」~2026.9.29 Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 2回戦 ジュビロ磐田×ジェフユナイテッド千葉 ハイライト

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スアレスが繋ぎ止め、スアレスが手放す

 序盤は行ったり来たりのスタート。まず、特徴が見えたのは磐田のポゼッション時の動き。左のSHの川合が絞ってCHの一角としてプレーする。ただ、プレー選択自体はシンプル。この可変を前面に押し出すというよりは2トップにとっととボールを当てていく。SHのIH化はひょっとするとセカンド回収のアドバンテージのためなのかもしれないという立ち上がりだった。

 早々に磐田は先制点を確保。セットプレーの二次攻撃で小原のクロスを西久保が仕留めてゴール。6分であっという間にリードを奪う。

 千葉は3-2-5のポゼッション。2トップはやや縦関係で中盤に入り込んでいく。サイドはパス交換からオフザボールで背後を取りにいく。ただ、特に中央で攻撃は前後分断気味。前後分断気味でもやり切れればそれで問題ないのだろうが、前はボックス内で待ってしまい、背後はやや重たく、中盤で水を運ぶような人がいなかった印象だ。

 磐田も前後分断といえば前後分断なのだが、分断された前がやり切れてしまうというのが特徴。小原の抜け出しからペイショットが決めた2点目はまさにその象徴とも言えるだろう。

 さらに磐田はPKでリードを広げるチャンス。抜け出したヴィクトルが鳥海に倒されてPKを獲得。ややボックスの手前のように見えたが、主審はPKスポットを指さした。ヴィクトルにパスを出したのは川合。絞ったSHがセカンド回収から背後への抜け出しを見事に導いた。

 しかし、このPKはホセ・スアレスがストップ。すると、このPKストップに千葉のフィールドプレーヤーが応える。右サイドでアイソレーション気味にボールを持った石尾が田口の助けを借りてワンツーで侵入。シュートのこぼれを最後は杉山が決めて点差を縮める。

 後半もペースは千葉。左サイドの侵入から石川が仕留めてゴール。磐田はユーリ・ララがサイドに引っ張り出されたことが最後まで尾を引いてしまった感がある。

 磐田は2トップがチェイスできないことが前半の終盤から効いていた印象。前プレもいけず、中盤の管理もできない2トップの負荷を2列目が負う分、全体のスペースは間延び。後方の8人の守備者が徐々に持ち場から離れていきながら危ういシーンを作られてしまう。サイドからえぐられてのファークロスの対応がガラ空きになるのはその典型だと言えるだろう。

 千葉は余裕を持ったポゼッションから敵陣に攻めていけるように。順風満帆だった千葉に対して落とし穴になったのがペイショット。ボックス内でワンタッチでゴールを演出。守備で走れなくても起用する意味を示す値千金の勝ち越し弾だった。

 さらに千葉はゴール後のいざこざでホセ・スアレスが退場。これで数的不利に追い込まれることに。自在に押し込まれることとなった千葉はさらにゴールを許して万事休す。エリソンに祈る攻撃も不発のまま終わり、ルヴァンカップは2回戦で姿を消すこととなった。

ひとこと

 スアレスが繋ぎ止め、スアレスが手放した試合だった。

試合結果

2026.9.29
Jリーグ
ヤマザキビスケット ルヴァンカップ
2回戦
ジュビロ磐田 4-2 ジェフユナイテッド千葉
ヤマハスタジアム
【得点者】
磐田:6′ 西久保駿介, 24′ 66′ マテウス・ペイショット, 85′ 小池直矢
千葉:42′ 杉山直宏, 46′ 石川大地
主審:御厨貴文

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