
先輩である証明
フライデーナイトで迎える一戦はエバートン×コベントリー。エバートンは入れ替わりの激しい中位勢の中で上昇気流に乗っているチーム。マンデーナイトに続く平日開催でさらに上を目指したいところだ。
序盤は主導権が行ったり来たり。先にポゼッションからリズムを作ったのはコベントリー。深さを作りながらCHのサリー、もしくはラッシュワースの組み込みから3枚に変形して広くパスを狙っていく。右のファン・エバイクのフリーランは前節に続いて効果的だった。
エバートンは左サイドのユニットから反撃。列交換から相手のマークを振り切っていく。坂元は自陣まで戻るのをサボらないのだが、馬力があるアタッカーと正対するとちょっと苦しさがある。
逆にエバートンはクロスさえ上げることができれば空中戦で勝負ができる感覚。バタバタするコベントリーを追い詰めていく。
それでも時間をかけながらエバートンの圧に慣れていったコベントリー。保持においても前節好調だったグボホのキープから少しずつ時間を作っていく。ただし、プレスバックで堅実なブロックを敷くエバートンを切り崩せるかは別の話だった。
それでも35分の坂元の決定機から少しずつ敵陣でのプレーを増やしていくコベントリー。アウェイチームがリズムを作り出したところでハーフタイムを迎える。
後半はハードなデュエルで開幕。盤面というよりは局面でのぶつかり合いから勝負を挑んでいく。
先制点であるグボホのゴールもまさにそんな感じ。中央でガチッとぶつかり合うような状況を坂元と共にかいくぐっての見事な得点だった。
しかしながら、エバートンはすぐに反撃。ファーに逃げるバリーのシュートで追いつく。逃げながらのポジショニングが光る同点ゴールだった。
さらに5分後に追加点を奪ったエバートン。同じく体ごと入れ込むバリーで勝ち越しに成功。コベントリーとしては2つ揃って右サイド側の大外の守備でクロッサーを捕まえられなかったのが苦しいところ。インサイドの高さはつらいだけに、外では踏ん張りたかったところだった。
10分ほどのハードな行ったり来たりを経てから、少しずつ沈黙の時間が増えていくこの試合。決定機が少なくなってきた状況をカウンターで打開したのはエバートン。バリー→デューズバリー=ホールの速攻で3点目を仕留めて勝負を決めた。
タフな強度でのやり合いではきっちりとプレミアの先輩であることを見せつけたエバートン。連勝でさらなるジャンプアップに成功した。
ひとこと
バリー、絶好調。
試合結果
2026.11.6
プレミアリーグ 第10節
エバートン 3-1 コベントリー
ヒル・ディッキンソン・スタジアム
【得点者】
EVE:56′ 61′ バリー, 81′ デューズバリー=ホール
COV:52′ グボホ
主審:スチュアート・アットウェル
