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「Catch up Premier League」~2025.10.18 プレミアリーグ 第8節 ブライトン×ニューカッスル ハイライト

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またしてもCL狩り

 今季、ここまでの2勝はチェルシーとマンチェスター・シティとどちらもCL出場チーム。大物に強いという実績がある今季のブライトンはイマイチ調子が上がりきらない今季のニューカッスルにとっては頭の痛い相手だろう。

 序盤はハイテンポな立ち上がり。スピード勝負ができるアタッカーをサイドにそろえている両チームらしく、縦に速い展開の応酬となっていく。ゴードンのドリブルやエランガの突破などややこの点ではニューカッスルが前に出ているのかな?という感触もあった。

 時間の経過とともにブライトンは列移動からのショートパスでの繋ぎを行うことでニューカッスルのプレスを撃退。ミドルブロックを組むように。ニューカッスルの4-5-1のミドルブロックはコンパクトではあるが、とにかくホルダーを放置する分、なかなか進むことができない。

 特にインサイドのラターのところをどのように捕まえるかを整理できておらず、捕まえられないままずるずると下がるシーンも珍しくなかった。インサイドのラター、そしてトランジッションにおけるミンテという二本足からブライトンは徐々に攻勢を強めていく。

 ライン間のラターと誰が繋がるか?というところが解決しなかったブライトンだったが、先制点の場面ではその解決策が。縦のウェルベックの抜け出しから1on1を作り、あっさりとゴールを陥れる。見事なパスワークであると同時に、ノープレッシャーのCBからの2本の縦パスであっさり崩壊する守備はやはりニューカッスルらしくないなと思ってしまう。

 後半になっても流れを作ることはできないニューカッスル。マーフィーとマイリーを入れたところからリズムを変えに行きたいが、ブライトンは右サイドから機能的に進撃。ハーフスペースアタックやトランジッションのスピードを活かす形でミンテとバレバが躍動。

 惜しむらくは左サイドが仕上がらなかったことだろう。もっとも、ゴメスが負傷してカディオグルが1列前に上がる状況ではシャープな仕上げを期待するのは少し難しい状況ではあったかと思うが。

 決定機を逃し続けると、徐々にブライトンの馬力が落ちていく。右サイドから攻めるきっかけを掴んだニューカッスルはクロスをヴォルテマーデがおしゃれなクロスで仕留めることで同点に。試合を振り出しに戻す。

 だが、最後に意地を見せたのはブライトン。後方から見事に列に潜入したウィーファーから再びシュートチャンスを得たウェルベックがこの日2得点目。エースの見事な2得点でまたしてもCLチーム相手に白星を挙げたブライトンだった。

ひとこと

 ニューカッスル、コンパクトだけども相手に与える圧迫感が薄い守備だなという感じ。

試合結果

2025.10.18
プレミアリーグ 第8節
ブライトン 2-1 ニューカッスル
アメリカン・エキスプレス・コミュニティ・スタジアム
【得点者】
BHA:41′ 84′ ウェルベック
NEW:77′ ヴォルテマーデ
主審:クレイグ・ポーソン

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