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「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.6.18 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 グループA 第2節 メキシコ×韓国 ハイライト

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一瞬のギアアップで首位通過を手中に

 チェコと南アフリカの試合はドロー決着。追ってくるものがいなくなった両チームにとってはまたとない突破のチャンス。直接対決が重要視されるレギュレーションにおいては勝った方が首位通過が決まる重要な一戦となる。

 序盤からポゼッションでのずらし合いに守備側が対応していく形。韓国の3-2-5でのポゼッションにおいてはメキシコはハイプレスというよりも噛み合わせることで迎撃。右のSHのアルバラドがWBのジソンをケアするポジションを取っていたのが象徴的な出来事ということができるだろう。

 3バックにはその分プレッシャーがなかった韓国。ジソンが大外にいる左サイドから変化をつけていく。ジェソンやスンホなどSBの位置に立つことで相手の守備の基準を乱しにいくアプローチを見せる。仕上げとなるのは抜け出すアクション。ソン・フンミンやジソンなどの裏抜けから一気に攻撃を完結させる狙いを見せていく。

 一方のメキシコの保持はファジーさが売り。特に右のSBの位置を浮かせることで韓国に混乱をもたらす。サンチェスとアルバラドは縦関係を入れ替えながらこのエリアを使ったり、あるいは使わなかったりすることで相手を混乱させていく。

 韓国のダイレクトなアタックと異なり、メキシコは細かいギャップを狙っていく形がメイン。韓国は少しずつ前にプレスに出ていくことができなくなり、自陣に5-4-1のブロックを組んでいく。これにより、メキシコの保持局面は非常に静的なものとなった。

 韓国の3バックにはプレッシャーがかかる状態もあったが、ハイドレーションブレイクが明けるとそうした動きも沈静化。試合は互いがボールを持ったまま沈黙することで前半の残りの時間を過ごす。

 後半も試合は動きが少ない展開。メキシコの3バックと4バックの切り替えに手を焼く韓国は慎重な動きが継続。メキシコの非保持もまた同じような形となった。

 流れを変えたのは韓国のプレスを誘引したガジャルドの左サイドの突破だろう。このワンプレーで主導権を瞬間的に握ったメキシコ。攻め込む機会を作ると、韓国のミスをついて先制点をゲット。スンギュがキャッチ後にギヒョクと接触した影響でボールをファンブル。このチャンスを逃さなかったロモが先制点を叩き込む。

 韓国は巻き返そうとハイプレスに出ていくが、メキシコはこの点では明らかに手練れ。韓国の前がかりな状況をひっくり返して逆にゴールに迫る。

 時間を殺したメキシコを韓国はクロスからギュソンが罰するチャンスがあったが、これはランゲルのセーブで阻止。決定機を掴むことができない。

 終盤はボールを持って押し込んだ韓国だったが、メキシコのゴールをこじ開けることができないまま試合終了。逃げ切ったメキシコがグループAの首位通過を決めた。

ひとこと

 ガジャルドのギアアップからの先制点の流れは明らかに試合巧者。メキシコの強かさが際立った試合だった。

試合結果

2026.6.18
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
グループA 第2節
メキシコ 1-0 韓国
グアダラハラ・スタジアム
【得点者】
MEX:50′ ロモ
主審:グスタボ・テヘラ

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