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「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.6.15 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 グループG 第1節 イラン×ニュージーランド ハイライト

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スリリングでスペクタクルなドロー決着

 イランの開幕戦はニュージーランド。本大会での初勝利がほしいオセアニアの島国が7回目の出場となるイランに胸を借りるという構図の試合だった。

 序盤から高い強度が目立っていた試合。特にポジトラへの意識の高さが見られていたのはイランの方。奪ったら縦に速くということをとにかく徹底しており、フリーランで飛び出す選手が非常に多い。まずは最速を目指しつつ、右SBのレザイアンのオーバーラップが間に合えば、そこからのクロスで追撃する形を見せる。

 一方のニュージーランドは相対的に見れば後方に人をかけるイメージ。陣形は後ろに重きを置きつつ手数をかけていく。その先の7分のゴールにつながったウッドへのロングボールからのポストからの前進はむしろ、それまでのニュージーランドと比較すると異質な感じ。

 ただ、そのあとの流れを見ればむしろこっちの攻め筋の方が本命である可能性。ウッドとつながったシンとジャストのコンビネーションから一気にゴールを陥れて先制する。

 イランは取り返したいがためにプレスに出ていこうとすると、逆にウッドがポストから落ち着いて試合を運ぶことができるパターン。ライン間の間延びを前線で手早く調理するというのがニュージーランドの攻撃の方向性として確立された印象となった。

 逆にニュージーランドは先制したこともありプレスは自重。ただ、前線のタレミとモガンロウを捕まえられていたかは別の話であり、彼ら2人がDFを翻弄するところからイランも十分に攻め筋を感じることができる展開となった。

 押し込む展開の中でゴールをもぎ取ることに成功したのはイラン。右サイドからポストを軸に展開した攻撃に合わせる形で右サイドから抜け出すことに成功したレザイアン。見事なゴールから試合を振り出しに戻す。

 同点になったところからタイスコアでのオープンな展開での応酬となったこの試合。その中でやや早い展開の手ごたえがあったのはイランの方。FKからオフサイドながらもネマティがネットを揺らすなど、相手のゴールを脅かすことができていた。

 後半は強度が高い入りながらも、イランはやや慎重な入り。4-2-3-1とトップの位置関係を縦にすることである程度ニュージーランドの保持を許容する形に。しかしながら、交代で前線を入れ替えたタイミングからイランはプレスから息を吹き返すことに成功する。

 しかし、縦に速い展開を生かしたのはニュージーランドの方。カカーチェからのトランジッション発動で敵陣に一気に迫っていくと、再びウッド、シン、ジャストの3人で見事なカウンターを仕留めて再び前に出る。

 だが、イランもすぐに反撃。ゴドス、レザイアンの2人が長いレンジのパスを正確に通して2つ目のゴールをゲット。またも追いつくことに成功する。

 終盤までプレスの応酬となり、ゴール前の展開が多くなったスリリングな展開となった両チーム。しかしながら、勝ち点3を決定づけるゴールは結局生み出されず。試合はともに勝ち点1を分け合う結果となった。

ひとこと

 非常にスリリングで見ごたえがある展開だった。

試合結果

2026.6.15
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
グループG 第1節
イラン 2-2 ニュージーランド
ロサンゼルス・スタジアム
【得点者】
IRN:32′ レザイーアン, 64′ モヘビ
NZL:7′ 55′ ジャスト
主審:セサル・ラモス

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