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「Catch up FIFA World Cup 2026」~2026.7.3 アメリカ・メキシコ・カナダW杯 Round 32 コロンビア×ガーナ ハイライト

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危なげない最小得点差決着

 R-32の最後を飾るのはコロンビアとガーナの一戦。躍進が伝えられたアフリカ勢だが、ここまで勝ち上がったのはモロッコとエジプトのみ。ガーナは3つ目になれるか?という点でも注目が集まる。

 序盤からボールを持つのはコロンビア。ガーナは中盤に構えながら、コロンビアのバックラインにはボールを持たせてOKというスタンスだ。

 ゆったりしたポゼッションの中でプエルタが列落ちすることで後方のプレスを引き寄せて、ガーナを揺さぶっていく。あまりガーナが動かないということを悟ったコロンビアはまずはサイドからつっつく形。左サイドのディアスから探っていく。

 一方でガーナは縦に速いプレーを一貫して選択。ポゼッションのコロンビア、カウンターのガーナという座組が決まりそうで決まらなかったのは序盤から負傷者で試合がバタバタしていたことにも起因するだろう。両チームとも15分までに1回ずつ負傷者での交代を行うなど、どこか落ち着かない展開だったことは確かだ。

 その落ち着かない流れの中で先制したのはコロンビア。右サイドに流れたのは交代で入ったスアレス。ガーナの全体を右サイドに引き寄せるとディアスの外側からボックスに飛び込んだアリアスが先制ゴールを決める。

 このディアスを使った引力は先制点以降も有効。セイドゥをディアスが引っ張ることで外に回るモヒカを捕まえる役がガーナにはいなくなってしまう。ディアスはマークがついていても反転から推進力を出せるため、ガーナからすると簡単に捨てられないのは難しいところであった。

 非保持以上にガーナにとって悩ましかったのは保持の局面だろう。縦に速くというコンセプトを実行したいことはなんとなくロングボール偏重というスタンスから読み取れるのだけども、どこで勝算を持っているのか?というところが非常にわかりにくかった。

 配球役としては一段上の存在であるトーマスがそもそも浮かない。かつ、浮いたところでどこに届ければいいのか?というところの迷いがガーナには明らかにあった。

 大外からWGの突破力を活用するというパターンがシンプルながらも一番ダメージを与えられるかな?と思ったのだが、そうした場面はコロンビアのIHが外にスライドすることで圧縮。ダブルチームで呼吸する隙を与えなかった。

 後半も試合のテンポは変わらず。静的な展開の中でもSBのオーバーラップを効果的に使っているコロンビアの方がゴールに向かう力がある状況。セメンヨに対しても早めにリオスをIHに投入することで潰しの機能を増やしていく。

 カウンターでは右サイドから縦に進む形で決定機を数回作り出した点も評価することができる。そのうちの1回がパスの出しどころに困ったトーマスを潰したところからというのもこの試合のガーナの迷いを象徴するストーリーである。

 最小得点差ながら終盤にかけてゴールに迫ったのはリードしているコロンビア。ガーナは反撃のきっかけを掴めないままフルタイムのホイッスルを聴くこととなってしまった。

ひとこと

 1点差でこの大舞台という状況でも危なげない試合だったなというのはフルタイムの後の両チームのリアクションを見ても明らかだった。

試合結果

2026.7.3
アメリカ・メキシコ・カナダW杯
Round 32
コロンビア 1-0 ガーナ
カンザスシティ・スタジアム
【得点者】
COL:14′ アリアス
主審:クレマン・トゥルパン

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