
ハイプレスの弊害、再び
1st legで数的優位を得たこともあり、カンプノウで2点のアドバンテージを確保したアトレティコ。2nd legをしのげば準決勝進出が決まる状況でこの試合を迎える。
立ち上がりは4-4-2をベースにハイプレスから入ったアトレティコ。受けに回らない姿勢を見せるが、バルセロナはいきなりこれを打ち砕く。ヤマルの直線的な仕掛けからゴールに迫り、4分で試合を動かす。
以降もヤマルを囮にしたラインブレイクからオルモが決定機を作るなど、主導権はバルセロナ。アトレティコは一度落ち着かせるために保持に回り、ゆったりとボールを動かす。前からのプレスに対しては、サイドに流れるグリーズマンを起点に反撃を模索。ルックマンのタメと組み合わせることで打開の糸口を探る。
非保持では徐々にラインを下げるアトレティコ。それでもバルセロナの勢いは止まらず、ライン間で受けたオルモからの加速でフェラン・トーレスが追加点。トータルスコアは振り出しに戻る。攻勢を強めるバルセロナに対して、アトレティコはルッソのセーブでなんとか食い止める。
ここまで押し込まれていたアトレティコだが、カウンターから一撃。グリーズマンの降りる動きを起点にファストブレイクを発動し、ルックマンがゴール。再びトータルでリードを奪い返す。
後半もボールを握るのはバルセロナ。ライン間の立ち位置を細かく変えながら侵入口を探し、WGも絡めて多彩な手段でアトレティコを押し込んでいく。
アトレティコは自陣に押し込まれ、陣地回復に苦戦。バルセロナが一方的に攻め筋を作る展開が続く。
それでも途中交代で前線の起点を整えたアトレティコは、セルロートの抜け出しからエリック・ガルシアの退場を誘発。数的同数に戻し、試合を再び引き締める。
最後まで攻め続けたバルセロナだったが、守備ブロックを固めたアトレティコを崩しきることはできず。試合自体はバルセロナが勝利したものの、2試合トータルで上回ったアトレティコが準決勝進出を決めた。
ひとこと
またしても退場。ハイラインの弊害を感じる180分だった。
試合結果
2026.4.14
UEFAチャンピオンズリーグ
Quarter-final 2nd leg
アトレティコ・マドリー 1-2(AGG:3-2) バルセロナ
エスタディオ・メトロポリターノ
【得点者】
ATM:31′ ルックマン
BAR:4′ ヤマル, 24′ トーレス
主審:クレマン・トゥルパン
