
無傷でホームに帰る
国内では苦しみながらも欧州の舞台ではRound16に駒を進めたクリスタル・パレス。AEKラルナカをホームに迎えて、いよいよノックアウトラウンドが本格的にスタートする。
試合は一方的なパレスの保持からスタート。AEKラルナカはパレスのバックラインには特にプレスをかけず、パレスのDF陣は自由にボールをコントロールするところからスタートする。
前線はサイドに流れるラーセン(ゲザンの決定機につながっている)などポジションを工夫して起点を作る場合もあったし、あるいはシンプルにサールの馬力など複数人に囲まれても特に問題にしない!というようなリーグのレベル差を感じる部分もあった。
特に後者の複数人で囲んでも取れないというのはAEKラルナカにとっては深刻な問題。取るポイントを定めていても、奪い取れないという苦しみがある。
保持に回っても全く前に起点を作ることができないAEKラルナカ。5-4-1でひたすら受けることしかできず、前半はシュートを打つことすらできないまま時間を過ごしている。
パレスにとって想定外だったのはウォートンの縦パスがイマイチ刺さりきらなかったところだろう。ここがきっちり決まりさえすればやりたい放題だったが、なかなかそこまでは至らず。試合はスコアレスでハーフタイムを迎える。
後半も試合の展開は同じ。パレスのポゼッションから押し込むところまできっちりと展開をキープする。AEKラルナカはなかなかきっかけを掴むことができないまま、時計の針だけが過ぎていく。
一方的に押し込むパレスだが、なかなかゴールに向かうことができず。逆に時間経過とともにAEKラルナカは少しずつ反撃のきっかけを掴むことに。左右のサイドにポイントを作りながら、前半にはなかった敵陣に入る時間を作ることができてくる。
守備においても体を張りながらクロスをカットするなど余裕が出てくるAEKラルナカ。パレスの攻撃を頻度と精度ともに削り取っていく。
勝利をもぎ取ることはできなかったが、無傷でホームに戻ることには成功したAEKラルナカ。試合はスコアレスドローでの決着となった。
ひとこと
クリスタル・パレス、イケイケだった前半のところでなんとかしたかったが。
試合結果
2026.3.12
UEFAカンファレンスリーグ
Round 16 1st leg
クリスタル・パレス 0-0 AEKラルナカ
セルハースト・パーク
主審:イゴル・パヤツ
