
攻めあぐねで時間を溶かすスコアレス
ここまで勝利を手にすることができていない両チーム。昨季は共に残留に苦労した相手を蹴り落とし、今年は同じ思いをしたくない!というのが両チームの本音だろう。
序盤に仕掛けたのはトッテナム。CBが幅を取ってGKを挟み、ショートパス主体の前進を狙っていきたいフォレストに対して、高い位置からのプレッシングで敵陣から圧力をかけていく。
構造自体がよく練られたものという感じは正直しないのだけども、強度の面でフォレストを慌てさせることには成功したトッテナム。メリハリをつけること自体に目的を持たせた形となった。
対するフォレストは5-4-1のミドルブロック。5-4のラインはピッチを均等にカバーするような横幅の取り方で、縦方向はコンパクトという感じの仕上がりだった。
トッテナムはサイドから突っつく形を探っていく。サヴィオ、テルという両翼にボールを渡しながらクロスからチャンスを作っていく。
しかしながら、どちらかと言えばチャンスは手数をかけずにパパッと終わらせる形の方が有力。ポロ→マルムシュの一発の裏抜けからゴールを脅かす。
試合は徐々にトッテナムのプレスが弱まっていったため、交互のターン制のポゼッションの様相を呈する。しかしながら、フォレストのチャンスも縦に速いカウンターから。大外レーンのニコ・ウィリアムスの抜け出しや、デラップのポストから一気に縦に抜けたギブス=ホワイトからトッテナムのDFをダイレクトに攻め込んでいく。
しかし、試合はスコアレスのまま。同点でハーフタイムを迎える。
後半の頭にポゼッションしたのはトッテナム。フォレストは陣地回復のきっかけを掴むことができないまま一方的に押し込まれていく。
だが、即劣勢に繋がったかは微妙なところ。後半頭のトランジションからのサヴィオを使った攻撃はともかく、以降のポゼッションからはなかなか有効打を打つことができず。ファーサイドへのクロスは今ひとつ合わず、ブロックを崩す決め手にはならなかった。
60分過ぎにようやくボールを持つ機会を得たフォレスト。こちらも右サイドからファーサイドにクロスを上げていく形。機会自体は少なかったが、ボールさえ持てればこちらの方が期待感があるように見えた。
マカティーからインサイドをこじ開けたパスワークで最後はニコ・ウィリアムスがネットを揺らすシーンも。これは押し込む最後のところでハンドを犯してしまい、惜しくもゴールは認められなかった。
終盤はもう一度ボールを持ち直したトッテナムだったが、効果的なシュートを打つことができず、押し込むところから先には進めないまま。結局試合はそのまま終了。今季初の勝利は持ち越しとなった。
ひとこと
攻めあぐねたまま時間を溶かした両チームだった。
試合結果
2026.9.5
プレミアリーグ 第3節
ノッティンガム・フォレスト 0-0 トッテナム
ザ・シティ・グラウンド
主審:クレイグ・ポーソン
