
辿り着けなかった解決策
いまだに奪えていない得点が欲しいトッテナム。ここまで無敗のエバートンに対して、立ち上がりから襲いかかっていく。
主役になったのはサヴィーニョ。右サイドからキレのある動きでボックスの中に入っていく。マルムシュ、サヴィーニョあたりの動きを見ると、かなり強度寄り。スピードでなんとか振り切りたいという強引さが見える。
しかしながら、シュートに行こうとコントロールをすると、なんとかボックス内で体にボールを当てることが異様に上手いエバートンの守備に引っかかってしまうのが難しいところ。いい形でシュートを打とうとすればするほど相手に引っ掛かるというのがなかなか難しいようにも見えた。
一方のエバートンもWGから仕掛けていかなければいけないのは同じ。前節も鋭いシュートを決めているジョージを中心として打開策を探っていく。
しかしながら、トッテナムは落ち着いた守備で対応。押し下げられたとしても簡単にはチャンスにはしないというブロックでエバートンの攻撃を跳ね返す。
攻撃の機会では優勢だったトッテナムだが、それがそのまま主導権とはならず。互いにサイドアタッカーからの打開を狙い続けた前半。試行回数が異なるだけで、ペースを掴めないままスコアレスでハーフタイムを迎えることとなった。
後半もテーマとしては膠着した試合の中で何を起こすことができるか?ということにフォーカス。フェルナンデスのミドルからスタートしたトッテナムが先に主導権を握ったかと思われたが、ボックス付近でのパスワークが冴えず。この辺りは夏に組み替えたチームだなという連携の甘さを感じる。
エバートンは基本的には受ける展開。瞬間的にはジョージのクロスからチャンスを迎える場面もあるが、ファン・デ・フェンが得意のギリギリの対応から相手をシャットアウトしていく。
試合はトッテナムのポゼッションをエバートンがローブロックで受ける展開が主体。トッテナムの布陣がブロックの外に多くの選手を置くスタイルだったこともあり、試合は完全に停滞する。
マディソン、グリーリッシュという停滞局面を動かすことができるカードを入れる両チーム。エバートンは左サイドからデューズバリー=ホールの抜け出しからジョンソンが決定機を迎えるが、ここを仕留めることができない。
何かできないか?ということを最後まで探っていきながら、解決策に辿り着けなかった両チーム。互いにゴールネットを揺らせないまま試合はスコアレスでタイムアップを迎えた。
ひとこと
デ・ゼルビのチームっぽくない感じの停滞感だった。うまく行く行かないは別として方向性の問題。
試合結果
2026.9.12
プレミアリーグ 第4節
トッテナム 0-0 エバートン
トッテナム・ホットスパー・スタジアム
主審:ダレン・イングランド
