
プレスからリズムを乱しての大勝
2026-27シーズンのACLが開幕。リーグでは3連敗中の鹿島はホームにニューカッスル・ジェッツを迎えての一戦で悪い流れを食い止めたいところだろう。
高い位置からプレスに出ていく積極性を見せた鹿島。4-4-2をキープしつつ、2列目が特にインサイドに関わってくるビルドアップ隊にチェックをかけにいく。ニューカッスル・ジェッツは可変のフォーメーションを活かそうとはしているものの、1人の選手がポジションを動いた先に何をするかが少し不明瞭。考えている間に鹿島に潰されてしまった。
一方の鹿島の保持のターンはシンプルさにフォーカス。左サイドから松村やチャヴリッチが背後を取っていくことで一気に対面のラインを押し下げていく。ニューカッスル・ジェッツは相手のバックラインにプレスに行かないので、自在に裏へのパスを通すことはできていた。サイドの裏からクロスを入れることでコンスタントにニューカッスル・ジェッツのボックスに迫っていく。
攻守にきっかけを掴んでいる鹿島はハイプレスから先制点をゲット。内側に絞ったSBが叩くところを決めずに背中向きでボールを受けたところを松村が咎めてショートカウンター。チャヴリッチがゴールを仕留める。
さらにトランジションで鹿島は追加点。またしてもカウンターからチャヴリッチがゴールを決め、リードを広げる。
一方でニューカッスル・ジェッツにもチャンスがなかったわけではない。インサイドを固めていた鹿島に対して、SBが浮くケースは割と普通に存在した。しかし、ミドルゾーンを越えたところからの攻略法を見つけることができないまま時間だけが過ぎていく。
鹿島は左サイドからの小川の抜け出しで3点目を確保すると、前半の終盤にはチャヴリッチと徳田がそれぞれカウンターから追加点。前半のうちに試合を完全に決める。
後半、鹿島は選手を入れ替えることでプレータイムをマネジメント。やや入りはパスワークがバタついたところもあったが、ポストプレーでミスが出た徳田自身が裏抜けから相手のマークを剥がして強烈なシュートを放つ形で払拭。
得点したことで試合は落ち着くことに。鹿島はサイドに広げながらのポゼッションからゆったりと時計の針を進めていく。右サイドに抜けた林からの折り返しを田川が決めて7点目を手にする。
ニューカッスル・ジェッツは右サイドからロリーのドリブル突破をきっかけとして1点を返すが、反撃はそこまで。大量7得点で公式戦の連敗を止めた鹿島。ACLでは好スタートを切った。
ひとこと
鹿島のプレッシングの術中にハマったニューカッスル・ジェッツ。全くリズムをつかめなかった。
試合結果
2026.9.15
AFC Champions League Elite
リーグステージ 第1節
鹿島アントラーズ 7-1 ニューカッスル・ジェッツ
県立カシマサッカースタジアム
【得点者】
鹿島:11′ 16′ 42′ アレクサンダル・チャヴリッチ, 19′ デリアノフ(OG) 40′ 56′ 徳田誉 ,73′ 田川亨介
NCJ:79′ ウッド
主審:サレハ・アルトゥライス
