
後半ATの猛攻で逆転勝ち
ともに3-4-3というミラーフォーメーションでぶち当たることとなった両チーム。より強気のプレスに出ていったのはRCランス。スラビア・プラハの最終ラインにプレッシャーをかけながら高い位置まで出ていく。
スラビア・プラハは右サイドにタメを作りながら反撃。イシフェ、アオヤシといった選手にボールを預けつつ、ヒティルやシュトゥルムが背後に抜けていく形で穴を開けにいく。前線の選手は縦に速い選択肢を好み、少人数で攻撃に形をつけていきたい姿勢が見える試合だった。
対するRCランスのポゼッションに対しては、スラビア・プラハは5-4-1のミドルブロック。様子を見ながらバックラインにプレスをかける隙を窺っていくような形だ。
中央では列を落としながらポゼッションを敢行するRCランス。サイドにシンプルにボールをつけながらクロスに持っていく。
どちらかというと優勢なのはスラビア・プラハ。相手のマンツーに対してワンツーでのボールの外し方は身についており、ラインを破るようなプレーも見せる。アオヤシはファストブレイクから攻撃を完結させるが、これはオフサイド。先制のチャンスを逃してしまう。
しかし、RCランスも右サイドからのローテーションで29分にチャンスを作ると、前半の終盤には巻き返し。セットプレーからも決定機を迎えるが決めきれなかった。
後半、もう一度ガンガンハイプレスに向かうRCランス。スラビア・プラハはこの圧力に対処しきれず、HTに交代で入ったCBのコネチニーが退場。ミラーフォーメーションの怖さと途中交代のDFの難しさを感じるスタートとなった。
しかし、10人になった直後にスラビア・プラハは先制。シュトゥルムの根性反転からミドルでリードを奪う。
退場者を出したスラビア・プラハは4-4-1でブロックを組む。セットプレー、オーバーラップと人数をかけながらチャンスを重ねていくRCランス。こじ開けたのはセットプレー。二次攻撃をシマが叩き込んで試合を振り出しに戻す。
以降も激しく追撃しながら勝利を狙うRCランス。しかし、その脅威をかいくぐりながらスラビア・プラハが勝ち越し。こちらもセットプレーのこぼれからシュトゥルムがこの試合2得点目を決める。
しかし、右サイドからの空中戦で高さを生かし、クロスを叩き込んで同点としたRCランス。最終盤はオープンな打ち合い。10人対11人というのは関係ないぜ!という殴り合いに突入する。
この殴り合いを終結させたのはアギラールのミドル。追加タイム2つ目のゴールで逆転勝ちを果たした。
ひとこと
2-2の10人で殴り合うスラビア・プラハだった。
試合結果
2026.9.8
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第1節
スラビア・プラハ 2-3 RCランス
エデン・アレナ
【得点者】
SRP:51′ 88′ シュトゥルム
RCL:73′ シマ, 90+1′ トヴァン, 90+3′ アギラール
主審:ヴァシリス・フォティアス
