
理想的な前半、逃げ切りの後半
ELのタイトルを提げてCLに帰ってきたアストンビラ。クラブ・ブルッヘとのアウェイゲームからノックアウトラウンドを目指しての戦いの幕を上げる。
序盤はボールを持ちながらポゼッションを敢行するアストンビラ。クラブ・ブルッヘのマンツーマンのプレスに対して、GKを絡めたパスワークから脱出を図っていく。
その甲斐があってアストンビラは先制点を確保。キーになったのは後方からのパウ・トーレスのキャリー。浮いていたことを利用してのドリブルで敵陣まで入ると、彼のパスを受けたマッギンがミドルでゴール。キャリー1つでミドルの射程まで持っていくことができたということが大きかった場面だった。
以降の時間も隙あらばキャリーから敵陣まで運ぶパウ・トーレス。ドリブルに加えて、鋭い縦パスと組み立てにおいて大暴れだった。
ブルッヘもポゼッションからアストンビラに対抗。4-4-2で組むビラに対して、3-2-5に変形することで最終ラインや中盤にギャップを作っていく。仕上げとなったのは左右のWG。大外に張る2人のWGからの仕掛けでゴールに向かう。
同点ゴールは見事に作り出したサイドの優位から。左サイドのデュエルの勝利から、折り返しをヴェトレセンが決めて追いつく。
しかし、すぐにアストンビラは勝ち越し。ワンツーから相手をフリーランで置いていったジョアン・ゴメスからの折り返しをブエンディアが決める。
追いかけるブルッヘは腰を据えてのポゼッション。WGにボールを預けてとにかく仕掛ける形。アストンビラはカウンターから一気に反撃。中央を割るジャクソンから追加点を決める。
後半も引き続きボールを持つブルッヘ。アストンビラは6バック的な封鎖で前半以上にサイドをケア。ブルッヘのWGは1人抜いたとて簡単にフリーにならない状況となる。
互いにトランジションが少なく、膠着した展開となった後半。アストンビラが思い通りに試合を運んでいるかと思われたが、ワン=ビサカのハンドによってPKを献上。ブルッヘが1点差に迫る。
このゴールをきっかけに一歩踏み込んだサイドアタックを繰り出すことができていたクラブ・ブルッヘ。鈴木のミドルやクロスへの対応でアストンビラはなんとか時間を過ごしていく。
最後はホームチームの猛攻に遭いながらも逃げ切りに成功したアストンビラ。2年ぶりのCLは勝ち点3でのスタートとなった。
ひとこと
鈴木、立場を確立してきた感。
試合結果
2026.9.8
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ 第1節
クラブ・ブルッヘ 2-3 アストンビラ
ヤン・ブレイデルスタディオン
【得点者】
CRB:19′ ヴェトレセン, 61′(PK) トレソルディ
AVL:11′ マッギン, 22′ ブエンディア, 43′ ジャクソン
主審:サンドロ・シェーラー
