
荒れる風、タフな削り合い
強風が吹き荒れる気候が続く今週のイングランド。週が明けて月曜日になっても流れは変わらず。スタジアム・オブ・ライトでの一戦も強い風の中で行われることとなった。
強引な前進を図るのはホームのサンダーランド。ロングボールを積極的に回収しつつ、セカンドボールから攻め上がっていく。しかしながら、圧力の掛け合いであれば今季ここまで自信を持ってやることができているのはリーズの方。高い位置からのプレスでむしろサンダーランドの攻撃を敵陣に押し返していく。
サンダーランドは無理をせず、自陣に下がりながら防衛にシフト。下がっていく相手に対してリーズは右サイドからのクロスでシンプルに勝負をかけていく。
肉弾戦勝負という方向性はサンダーランドも同じ。主に左サイドがターゲット。ブロビーだけでなく、ル・フェやアングロも長いボールに体を張りながらファウルを確保。セットプレーからチャンスを狙っていく展開に持ち込んでいく。
試合の流れとしては構造がどうこうというよりも体の張り合いとなったこの試合。タフな天候の中で体力の削り合いという流れになりながらも、どちらも守備側の奮闘でゴールは許さず。試合はスコアレスのままハーフタイムを迎える。
後半もタフな展開は同じ。デュエルでいきなりムキエレが負傷交代してしまうというのは、この試合の後半の立ち上がりを象徴するような出来事だったと言えるだろう。
サンダーランドはブロビーで深さを作りながらジャカをフリーにするなど、ポストプレーからチャンスメイク。まだまだ本調子という感じではないかもしれないが、エースが帰ってきたことによってこれまでとは異なる攻撃の引き出しを作ることができていた。
リーズは引き続き右サイドから。タメを作るとボックス内への飛び込みで目立っていたのは田中碧。しかしながら、決定機につなげることはできなかった。
後半もハードな削り合いが続くこの試合。ブロビーが下がったあとも欧州帰りのサンダーランドが馬力を失わなかったのは偉かったと個人的には思う。
リーズの方がWBを活用してスマートにサイドの裏を取ることができたのは確か。ボックス内にタフなクロスを送っていく。サンダーランドはサイドの守備に食らいつきつつ、ボックス内でもなんとか跳ね返すことに成功する。
リーズもきっちりとラインを下げてサンダーランドの攻撃を防衛。互いに最後まで勝ちを譲らず、1ポイントを分け合う結末となった。
ひとこと
環境的にも展開的にもタフな試合だった。
試合結果
2026.10.25
プレミアリーグ 第8節
サンダーランド 0-0 リーズ
スタジアム・オブ・ライト
主審:スチュアート・アットウェル
