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「Catch up Premier League」~2026.10.31 プレミアリーグ 第9節 チェルシー×マンチェスター・ユナイテッド ハイライト

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CBが空けた致命的な大穴

 前節はホームのファンにいい試合を届けることができなかった両チーム。巻き返しに向けての一戦、特に16位に沈むユナイテッドにとってはかなり勝ちに飢えて迎える試合となるだろう。

 4-4-2で組み合う試合の中で、まずは前線を動かしながらポゼッションしたのはチェルシー。パーマーも最終ライン手前まで落ちるなど自由なポジション取りを許容しながらボールを前に動かそうとする。

 ただ、どちらかというと試合のテーマはこのポゼッションへのトライから派生したトランジションを仕上げられるかどうか。サイドアタッカーがカウンターの出口になることができるかである。

 そういう意味ではチェルシーのアタッカーの方が役割を果たすことができていた。前を向いたときの1on1の怖さを作ることができていたし、エステヴァンの横パスでのズラしの作り方も面白かった。

 しかしながら、ユナイテッドは体を張って攻撃を止めたあとのカウンターで相手の裏を取るという守から攻への接続でカバー。ブルーノ、ディアロの両サイドが抜け出していく。

 ラストパス、シュートの精度が戻らないブルーノは引き続き苦しんでいたが、ディアロは時間の経過とともに悪くない形作りに成功。ムベウモが縦にフリーランのサポートをすることで、ディアロのカットインだけ消しておけばOKという策を打たれてしまった前節の反省を生かしたように見えた。縦へのサポートランがあることで内側へのカットインも光るようになったディアロだった。

 逆にチェルシーは低い位置でのロストからユナイテッドのカウンターをお膳立てしてしまう場面が散見。自陣での対応としてはやたらと入れ替わられて抜け出しを許すフォファナの怖いプレーが続いていたが、なんとかギリギリで踏ん張った。

 ユナイテッドも直前のシーンではオフサイドながらもセットプレーからアシストパスを出したマグワイアが入れ替わられてピンチを演出。ヒーローにも批判の的にもどちらにも転びうるパフォーマンスを見せた前半だった。

 後半、チェルシーは保持を前半よりも回復。深い位置を取りながらサイドアタックから糸口を探っていく。しかし、ユナイテッドもダロトの抜け出しから左サイドへの強襲を試みる。守から攻へのトランジションが後半もキーになりそうな展開だった。

 このキーポイントを制したのがチェルシー。トランジションからドリブルしたロジャーズが中央を切り裂いてゴール。外に流れたエステヴァンがいたとはいえ、中央を開けてしまったマグワイアは軽率だったと言えるだろう。

 深追いしてリカバリーをかけなければいけないユナイテッドだが、前半から後方に人数をかけてポゼッションしていくチェルシーにゆっくりと外されていく。サイドアタックに対する手当てが後手に回るようになったユナイテッドはリサンドロ・マルティネスが警告を受ける。

 この直後にリサンドロ・マルティネスはセットプレーで再び警告を受けて退場。試合の決め手となる2点目の献上とともにピッチから去ることに。

 こうなってしまうと完全にチェルシーのワンサイド。ライン間のパーマーが自力で前を向くなどやりたい放題。ユナイテッドのDF陣を背走させ続ける。

 3点目こそ奪いきれなかったチェルシーだが、内容としては完勝。ユナイテッドは公式戦の未勝利が9に伸びることとなった。

ひとこと

 序盤は沈黙、後半になんとか点をもぎ取るスタイルのユナイテッドだが、今日は前半に点が入らなかったことが痛かったかなという感じ。スタッツ通りといえばそれまでだけど。

試合結果

2026.10.31
プレミアリーグ 第9節
チェルシー 2-0 マンチェスター・ユナイテッド
スタンフォード・ブリッジ
【得点者】
CHE:50′ ロジャーズ, 64′(PK) パーマー
主審:ピーター・バンクス

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