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「Catch up 日本代表」~2026.9.28 キリンチャレンジカップ 日本×ベネズエラ ハイライトレビュー

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格を見せた常連組

 ピースウィングでのベネズエラ戦は4人のA代表先発デビューという挑戦的な並びでのスタート。相性が悪く勝ち切れていないベネズエラに対してチャレンジングなスタートとなった。

 メンバーが入れ替わっても基本的なフォーメーションとコンセプトはウルグアイ戦と同じ。ベースは3-4-3、ポジション移動が大きいのは左サイドで、鎌田のサイドフローに合わせて齋藤がインサイドに降りてくるアクションを敢行する。

 ベネズエラがミラーフォーメーションで挑んできたこともあり、日本は非保持でも噛み合わせながら強気のスタート。しかしながら、ベネズエラはCHのエレーラが最終ラインに落ちることで+1を作る。この動きでプレスのスイッチ役となった後藤を牽制。浮いた選手からケルシーを中心としたロングボールを入れていく。

 トップで入った後藤は前半はなかなか難しいパフォーマンス。ベネズエラのプレスに呼応する形でロングキックを入れていく場面がそれなりに見られた日本だったが、後藤はなかなか明確な収めどころになることができなかった。

 逆に攻め所として光ったのは佐藤がいる右サイド。大外の中野との連携でハーフスペースを取ることで、ここからクロスを上げていく。二人称での攻撃で少し単調だなと思ったところに、緊急出場となった田中聡が3人目として存在感を発揮するのはさすが。時折見せる鋭い縦パスも効果抜群で、要所でカットインからスペースを作る相馬とともに前半の日本の攻撃を牽引した。

 そしてライン間でも縦パスを引き出せていた佐藤龍之介。受けた後からの加速も滑らかで、もっともっと試合で見たい選手だった。早めにバレンシアに帰って11月にまたいい状態で会える準備をしたのは、個人的にはいい判断だったように思える。

 後半、日本はW杯でも存在感を発揮した面々を投入。流れに逆らうようなベネズエラのロングボールからの奇襲で失点を献上するが、あっという間にリカバリー。左サイドに起用された伊東からのクロスを上田が仕留めてゴール。伊東のクロスに加えて、CBの間でスペースの駆け引きをしていた上田の動き出しが見事だった。

 後半投入組は総じて格を感じるプレー。前半はあまり見られなかったセンターラインを貫くようなパスワークが機能し、少しずつ敵陣でのプレーを増やしていく。前半にあまり見られなかった相馬の抜け出しからFKを獲得した場面などは、縦への揺さぶりができる場面としての象徴だろう。

 特に存在感を感じたのは鈴木。いざとなったら蹴っ飛ばすからねということで、ベネズエラのプレスはかなり萎縮することに。やや裏への対応でヒヤッとする場面もなくはなかったが、最後方に安定感が加わったという評価が適切だろう。

 CBの渡辺の負傷もあり、試合の流れはやや途切れ途切れという印象。なかなか後半頭のブーストを持続することができなかった日本。10人に追い込まれたこともあり、終盤はカウンター主体のやや大味な展開での行ったり来たりが続く。

 最終盤はそのお釣りかのようにドラマチック。ベネズエラに追加タイムにPKが与えられるも、逆に直前のプレーで日本がPKを獲得。このPKを上田が決めてリードを奪う。

 最後はバタバタしつつも相性の悪かったベネズエラに勝利を収めた日本。9月シリーズを連勝で飾った。

ひとこと

 格でサッカーやってた後半登場組はなかなか凄かった。

試合結果

2026.9.28
キリンチャレンジカップ
日本 2-1 ベネズエラ
エディオンピースウイング広島
【得点者】
JPN:49′ 90+6′(PK) 上田綺世
VEN:46′ ケルシー
主審:ティモシー・ダナスコス

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