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「Catch up Carabao Cup」~2026.10.28 カラバオカップ 4回戦 リバプール×チェルシー ハイライト

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鎬を削るデュエル勝負

 メンバー変更の影響もあり、まずは配置に一工夫があった両チーム。チェルシーは3バックへの回帰のようにも見えるメンバーだったが、蓋を開けると4-4-2。直近の流れをパーマーとジョアン・ペドロなしでやっていきましょうというイメージであった。

 より方向性としてはイメージしやすいリバプールではあったが、トップに立ったのはガクポ。右サイドにクーマスを置くという、少しこちらも外してきたフォーメーションとなった。

 基本的には噛み合わせたフォーメーションの中で何ができるか?という展開。両チームとも可変の仕掛け自体はあった。チェルシーは保持時にはロジャーズがインサイドに絞り、ヘンダーソンが1列下がって3センター+ライン間のロジャーズという構成。後ろに選手を多く構え、縦パスを通し、そこからサイドに展開して背後を狙っていく。

 リバプールはCHのナイオニが最終ラインの左に降りることでリバプールの左サイドを肩上げ。チェルシーはネトがややラインを下げることで5バック気味に迎撃することも。

 ただ、ベースとしてはこうした局面の可変で優位を握るというよりは、局面のデュエルの優劣が主導権を決めている印象だった。リバプールはチェルシーの前進をより強力に制限。フラフェンベルフが列を上げてチェルシーのCHを捕まえにいくなど積極策。

 その影響もあってか、チェルシーは後方のビルドアップが不安定。ただし、敵陣まで入っていくことができれば勝負できる武器はありそう。特に前向きのロジャーズがスピードに乗ると止めるのはかなりハードモードであった。

 一方のリバプールは逆。チェルシーと異なり、ミドルゾーンでの前進は安定。しかし、1on1のデュエルで勝てそうなポイントが見当たらずに苦戦。チェルシーとは異なった切り口で悩ましさがあった。

 先制点はチェルシー。縦パスからサイドに散らして、グストからのラストパスでPKを獲得。リバプールの右サイドをまとめてぶち抜くオフザボールを見せたカイセドがフラフェンベルフに倒される。このPKをロジャーズが仕留めてリードを奪う。

 だが、リバプールもすぐに反撃。フォファナのハンドで得たPKを決め返して数分で試合を振り出しに戻す。

 後半もデュエル主体のハードな展開。立ち上がりはリバプールの右サイドの迎撃とポゼッションの不安定さをロジャーズで突いたチェルシーが直線的な動きを出していく。しかしながら、敵陣で追い越していくSBとの連携がいまいち。攻撃を仕上げ切ることができない。

 時間経過とともに押し込むのはリバプール。徐々に登場する主力が馬力の違いを見せつけるように。ペンデルスがファインセーブで何とかつなぎとめる展開が続く。

 時間が深くなるにつれて交代選手の馬力の違いは顕著に。ネトのドライブからの横断でパレストラがシュートを打つなど、単発ではチャンスもあったチェルシーだが、交代した前線の選手の機能性はリバプールを下回ってしまった感。

 終盤は役者を入れてオープンな展開を優位に進めたリバプール。こじ開け切ることはできなかったが、PK戦を制して4回戦を突破。準々決勝に駒を進めることとなった。

ひとこと

 兵糧の差が効いた後半。チェルシーもよく粘ったが。

試合結果

2026.10.28
カラバオカップ
4回戦
リバプール 1-1(PK:6-5) チェルシー
アンフィールド
【得点者】
LIV:43′(PK) ガクポ
CHE:40′(PK) ロジャーズ
主審:ダレン・イングランド

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