Fixture
プレミアリーグ 第9節
2026.11.1
リバプール(4位/4勝3分1敗/勝ち点15/得点11 失点8)
×
アーセナル(2位/7勝0分1敗/勝ち点21/得点13 失点5)
@アンフィールド
戦績
過去の対戦成績

過去5年間の対戦でリバプールの5勝、アーセナルの2勝、引き分けが6つ。
リバプールホームでの成績

過去10回の対戦でリバプールの4勝、引き分けが6つ。
Match facts from Chat GPT
- アーセナルはアンフィールドでの直近13試合のプレミアリーグで未勝利(5分8敗)。最後の勝利は2012年9月の2-0。ルーカス・ポドルスキとサンティ・カソルラが得点。ミケル・アルテタもアーセナルの選手として先発していた。
- アーセナルがアンフィールドで行った直近27試合のリーグ戦でクリーンシートを記録したのは、2012年9月の2-0の1試合のみ。
- 直近8試合のプレミアリーグでの対戦成績はアーセナルの2勝5分1敗。直近5試合に限れば1勝3分1敗と互角。
- 2026年1月の前回対戦は0-0。両チームのプレミアリーグでのスコアレスドローは2015年8月以来で、それまでの20試合では合計79得点が生まれていた。
- 2025年8月のアンフィールドでの対戦は、83分のソボスライの直接FKによってリバプールが1-0で勝利。両チームのプレミアリーグでの直接FKによる得点は2016年8月のコウチーニョ以来だった。
- 今季のアーセナルは8試合中5試合でクリーンシートを達成。ブライトンと並ぶリーグ最多の数字。リバプールも4試合で無失点を記録している。
- アレクサンドル・イサクは今季リーグ戦7試合で6得点。チーム総得点11点の約55%を1人で記録している。
- コナー・ガクポは今季リーグ戦でチーム最多の3アシスト。一方、チャンス創出数ではフロリアン・ヴィルツが22回でチーム最多となっている。
- ガブリエウ・マガリャンイスは2023年12月のアンフィールドで開始4分に先制点。 これはアーセナルがアンフィールドで記録したPL史上最も早い得点。アシストはマルティン・ウーデゴールだった。
- ミケル・メリーノは2025年5月のアンフィールドで得点と退場を同時に記録。 アーセナルの選手としてPL史上4人目で、過去にはイアン・ライト、ミケル・アルテタ、ピエール=エメリク・オーバメヤンがいる。
スカッド情報
- ドミニク・ショボスライ(腿)
- ヴィクトル・ムニョス(膝)
- ウーゴ・エキティケ(脚)
- ジョバンニ・レオーニ(膝)
- コナー・ブラッドリー(膝)
- ジェレミー・フリンポン(腿)
- リカルド・カラフィオーリ(?)
- デクラン・ライス(腿)
- クリストス・ツォリス(腿)
- ノニ・マドゥエケ(脚)
- マックス・ダウマン(出場停止)
- ブカヨ・サカ(腿)
- ウィリアム・サリバ(背中)
予習
第6節 マンチェスター・シティ戦

第7節 ブレントフォード戦

第8節 ブライトン戦

カラバオカップ 4回戦 チェルシー戦

今季ここまでの道のり

予想スタメン

展望
決まらないサイド攻撃の性格
カラバオカップではジャイアントキリングを食らい、年内は国内カップ戦からの撤退を強いられたアーセナル。きっちりとプレミアとCLで負けを取り戻していきたいところで迎えるのは相性が非常に悪いアンフィールド。悪い流れを断ち切るには長らく勝利から遠ざかっている要塞を突破する必要がある。
リバプールはここまで4位。3位のブライトンと共に首位グループを追う筆頭という立ち位置。今節、ブライトンはシティ戦ということで、揃って勝利を挙げれば一気に混戦模様に持ち込むことができる。勝利に向けて鼻息が荒くなっていることだろう。
序盤はフラストレーションを溜める試合が多かったところではあるが、ブレントフォード相手の逆転勝利にブライトン戦での今季ホームでのリーグ戦初勝利を果たし、こちらも今季初のリーグ戦連勝を決めている。アーセナルを叩いて、追い上げムードに向かいたいところだろう。
イラオラが構築しているチームはまだまだ途上。陣容が早々に固まった最終ライン以外は序列と起用法が流動的。特にWGをどのように左右で組むか、この選手をどちらのサイドに置くかなどがまだ固まっていない。
特に撤退守備を壊すフェーズにおいてはWGの特性は非常に重要。サイドでの三人称の攻撃はあまり得意ではなく、SBとWGの連携がサイドアタックの基本。基準になるWGの特性でSBの役割とか、どのような攻撃が出力されるかが決まることとなる。
ボーンマスに置き換えた場合、センターラインのファジーな位置で攻撃に関与できるクライファートやタヴァニアのようなアタッカーがいることで内と外の攻撃がつながっていた感がある。リバプールで今のところこの役割を引き継ぐことができるのはヴィルツだけ。内側と外側をつなぎながら横断して奥を取ったり、縦にギャップを作ったりなどの定点攻撃はまだ構築途上という印象。WGの配置が固まっていないのだから、当然といえば当然だ。
どちらかというとファストブレイクの方が手応えはあるだろう。バルコラ、イサクなどとにかく速い選手が多い。イサクはまだ試合ごとにばらつきがあり、消える試合もなくはないが、CBを手玉に取るようなオフザボールが戻ってきているのは怖い。特に4バックのチーム相手にはニア側のCBの背中を取るようなフリーランは刺さるはず。相手チームはシビアな対応を強いられるだろう。
守備においては4-4-2をベースに前から追うアクションを仕掛けていく。2トップがアンカーを管理するというよりはアグレッシブに前から追うように中盤をスライドさせながらハイプレスで守備からリズムを作っていく。
現状ではやはり相手が整っていない間に攻め切るスキームを構築しつつ、勝ち点を重ねていくうちに定点攻撃の攻略が積み上がっていくというストーリーがリバプール目線での理想だろう。そういう意味ではこのアグレッシブな守備が攻撃につながるかどうかは生命線。コナテのところをジャケにスムーズに置き換えられたということを踏まえると、リスクをかけて同数を受け入れられるくらいには後方は信頼できる。守備から攻撃への接続のスムーズさがリバプールの短期的な破壊力を決めることになるのではないかと個人的には予想している。
モデルケースになるのは・・・
ブライトンの要素を分解するのであれば、相手のブロックが整う前の攻撃完結と高い位置からのプレッシングは今のアーセナルをつつける要素。リバプールも上で説明した通りにこの要素を併せ持っているチームだ。
リバプール相手にファストブレイクを完全に回避するのは難しいので、速い攻撃をきっちりと止める方向に行きたい。ブライトンに比べると、リバプールのカウンターはミドルよりもゴール前にきっちりと決定機を送り込みたがる傾向があるため、アーセナルからすればガブリエウ、コンサ、ラヤの水際の守備がブライトンよりは効きやすい相手だと思う。少なくとも数回は訪れるオープンな状況でのピンチで退場、PK、失点を回避することがまずは重要になる。
リバプールの後方からの組み立てで特に警戒したいのはグラフェンベルフの持ち運び。中盤で前を向いたところからドリブルで相手を引きつけることができる選手であり、ここでアーセナルの中盤が動かされるとイサクの背後への動き出しともリンクしてくる。グラフェンベルフに対応するために中盤の選手が前に出れば、最終ラインとの間にスペースが生まれるし、CBが前に出て対応すれば今度はその背後が危うくなる。イサクはそうした守備者の動きを見ながらニア側のCBの背中を取るのがうまい選手。グラフェンベルフのドリブルをどこで止めるかは、リバプールの後方からの前進を封じる上で重要なポイントになるだろう。
リバプールのプレッシングに関しては、きっちりとばらしながら前進してほしい。最終的には逆転を許したものの、ブレントフォードは退場するまではほぼ完璧にリバプールを封じたモデルケース。もっとも効いていたのはプレス回避の局面で、4-4-2からハイプレスに移行する場面を咎めて縦パスを入れて、中盤にフリーマンを作って攻撃を加速させていくことができていた。
ブレントフォードのプレス回避でミソだったのは浮き球をうまく使うチームであること。縦に速くパスを送り込むのだけども、相手の足が届かない高さを使いつつ、受け手がコントロールしやすい軌道と強さで届けることができていた。アーセナルもローブロック攻略にストロークが短めな浮き球を使うことがよくある。プレス回避にトレースできるならば組み込むのも面白いかもしれない。
いずれにしても、リバプールのプレスの仕掛けがどちらのチームの利になるかがこの試合のポイントになるのではないか?と個人的には踏んでいる。プレス回避から中盤で間延びしたスペースを作って素早く攻めていきたいところだ。
高い位置を取るSBの背中を取る形をファストブレイクでは意識していきたいところ。ケルケズの背後を取って、ファン・ダイクを外に引っ張り、ジャケの前と後ろからボックス内に入り込む選手を作るという攻め方が理想。CBの距離を長くして、そのチェーンをぶった切るファストブレイクをしたい。
逆サイドのSBのアラウホは特に前に強いDF。背中を取るポケット侵入のフリーランを組み合わせられるかは重要。負傷のうわさもあるカラフィオーリをアクセントとして活用できるかどうかは重要かもしれない。ドクのようにここでぶっちぎれれば試合としては楽だろうが、なかなか難しいだろうなと思う。1on1で対峙した場合も味方を使いながらワンツーで背中を取るなど、基本的にはSBの背中側で勝負したい。
難しい試合になることは間違いないが、タイトルコンテンダーとしては一段上であることをパフォーマンスで示せれば、目先の勝ち点だけでなくタイトル争いでもアドバンテージを握れる。シティがそうしたように我慢強く戦いながら、自分たちの方向に流れが来た時間帯に仕留める。したたかな試合運びで難所攻略を達成したい。
https://www.premierleague.com/en/news/4524015/arsenal-0-0-liverpool-match-report-8-january-2026
https://theanalyst.com/articles/arsenal-vs-liverpool-stats-opta-premier-league-01-2026
https://www.premierleague.com/en/news/4304651
https://www.premierleague.com/en/news/4154505/ten-memorable-moments-from-arsenal-v-liverpool
https://www.bbc.co.uk/sport/football/19384131
https://www.premierleague.com/en/news/4154505
https://statsnext.com/premier-league/matches/2026-11-01-liverpool-vs-arsenal-27b5d49d
https://www.soccerstats.com/pmatch.asp?league=england&stats=84-18-1-2027
https://plstats.uk/teams/liverpool/results
https://lfchistory.net/season-archive/assists/137
https://www.statmuse.com/fc/match/-112844
https://xg-edge.com/premier-league/liverpool-vs-brighton-hove-albion-2026-10-25
